2021年12月26日

岩殿山 畑倉登山口より 山梨百名山91座目

2021年(令和3年)12月22日(水)

岩殿山 畑倉登山口より 山梨百名山91座目




岩殿山634m 樹間から富士が見えた


高柄山に登り、本日二座目の山梨百名山へ
岩殿山近辺に車を走らすと観光地なのかと思わせる山への案内がされている。
市営の岩殿山専用駐車場も見られた。
ただ現在はその市営駐車場からの岩殿山への道は崩壊ということで登ることができないので通り過ぎる。

その先畑岡登山口付近には平日にもかかわらず何人ものハイカー姿が見られた。
登山口には「鬼の岩屋」の表示が見られる。
ちょうど下ってきた女性3人組が下りは早かったと話していた。

登り始めると桜の木が目に付く。
安曇野でいえば光城山のごとく登山道に桜が多く見られた。
きっと春には桜に誘われ多くの岩殿山ハイカーの姿が目に浮かぶ。

気になっていた「鬼の岩屋」は登山口から直ぐのところで岩殿山の「岩」を思わせるような大岩が口を開けるがごとく存在していた。
岩殿山自体が麓から眺めても岩の塊のような山でひときは目を引く山だけにその象徴のような岩か。
大きく屋根付きの様は鬼の住み処という伝説を付けるにはもってこいの大岩でもある。

鬼の岩屋


道は整備されているが一気に登る急坂が続く。
稜線らしき姿が樹林帯から覗けられればそれが山頂で近い。
たどり着いた山頂は岩殿城本丸跡になる。

珍しく「山梨百名山」標示がされていないのでここが山頂なのかと周りを見るが最高地点に違いない。
標高634m、スカイツリーの高さと同じでもあり、山梨百名山の中では白鳥山に次ぐ低さだ。
狼煙台が本丸跡にあったとは考えられないが一段高くなった場所に立った。

樹間から富士山が、次に登ろうとしている都留の高川山、九鬼山などの山に囲まれるように眺められた。
奥多摩方面の山々も見られるようだが全く山名は分からずじまい。

岩底の沢


標高は低いが城跡の歴史、そして今では桜の名所としての岩殿山。
登りには気づかなかった岩底の沢が山頂から流れ落ちてくる絶景にも驚いた。
山梨百名山91座目、岩殿山は個性ある山だった。

高柄山に続き登った岩殿山、次は登るか迷ったが登山口がすんなり分かったので高川山へ登ることにした。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 06:38Comments(0)三百名山以外・里山