2022年01月25日

栂池スキー 圧雪面で一瞬をとらえる

2022年(令和4年)1月24日(月)

栂池スキー 圧雪面で一瞬をとらえる



親の原から左白樺、右チャンピョン


栂池チャンピョンゲレンデで初めて滑る
硬く締まった雪で、非圧雪面も硬く滑った跡が深く残っているので簡単には入れる状況でなかった。
圧雪面はカービングには最高の状態。

1本目、コーディロイの雪面に滑り込む。
チャンピョンの急斜面は最初抑える。
中央部を過ぎるとかなりのスピードに乗ってカービングができた。
2本目になると慣れもあり、板に体重を乗せてスピードあるカービングが決まる。

となりの白樺ゲレンデへ移動する。
白樺ゲレンデも今シーズン繰り返し滑ったことはなくしっかりと滑り込んだ。

白樺ゲレンデ


雪面は少し荒れているが、チャンピョンより傾斜が緩く滑りやすい。
一生懸命に滑るチャンピョンに比べ、カービングの滑りを確認しながらの滑りができる。
余裕が出て広い斜面を快適に滑ることができた。

板はON3Pの幅広で滑ったのだが、よりカービングの滑りの向上には良かったのではないか。
左カーブでは左板の左エッジを立て方向を決める。
ほぼ同時に右板の左エッジを立て体重を乗せる。
右板を遅れないように左板の先端にそろえるように前にリードする。
両板に体重が乗る感じで雪面をとらえスピード感を得る。
右カーブに入るにテールを意識して、右板の右エッジで方向を決める。

KEOSのようなカービングスキーはこの動作を助けてくれる。
角付け、エッジを立てるだけで曲がる。
カービング用でないON3Pはしっかりと角付けから踏み込み板の操作をしなければならない。
ということでカービングの練習には良かったか。
ただ切れというか、板の走りが違うので圧雪面でのカービングはKEOSにはかなわない。

カービングにいいチャンピョンゲレンデ


理屈っぽくなったがスピードに乗り一瞬に雪面の状況を見ながらエッジを効かしカーブを描く。
スケートの高木美帆さんが言う「一瞬をとらえる一蹴り」の放映を見た。
天性のもの、たゆまぬ努力で得たエッジワーク、極められたエッジの一蹴りの画像には氷を削らない滑りが見られた。

スキーのカービングにも繋がる。
スピードに乗り、抵抗のない滑りは雪煙を立てないエッジの立て方、体重のかけ方につながる。
極める滑りまでは行かないが、「一瞬をとらえる一蹴り」を意識していこうと思った。

ハンの木ゲレンデへ行くが急斜面は荒れて、板をずらして滑り、緩斜面に出てからはスピードも出せた。
さらに上の栂の森へと思ったところ連絡のリフトが営業していないのだ。
上に行くにはゴンドラしか手段がないことになる。

一度は最上部へと、あまり乗りたくなかったゴンドラで栂の森へと昇った。
栂の森ゲレンデで滑っている人は一人、リフトに乗っている人もほとんどいない状態で、ゲレンデの圧雪面がしっかりと残っていた。
DBD林間へもちょっと様子見に入るが板の操作が難しい雪で退散。
馬の背もオープンしていたが硬いだろうコブは避け退散。
最後はもう一度チャンピョンへと戻り1本カービングで滑り終わりとした。

ふるちゃん  


Posted by ふるちゃん at 06:41Comments(0)スキー